ソゴウ ハヤト   SOGO Hayato
  十河 隼人
   所属   広島修道大学  法学部
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2025/11
形態種別 その他の研究業績
標題 刑法学方法論 : 芸術か政治か科学か?
執筆形態 共訳
掲載区分国内
出版社・発行元 成文堂
頁数 245
担当範囲 29–51頁、219–245頁
著者・共著者 松澤伸=キンモ・ヌオティオ(松澤伸監訳)
概要 Shin Matsuzawa & Kimmo Nuotio(eds.)Methodology of Criminal Law Theory:Art, Politics or Science? Nomos/Hart 2021の邦訳。刑法学の方法論をテーマとして、日本、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、ドイツ、イタリア、中国の刑法学者が執筆者として参加した論文集である。十河はそのうち論文二本の翻訳を担当し、①ペッター・アスプ「規範的・非〔自然〕科学的な法律学の擁護のために」では、編者の一人(松澤伸)が支持する北欧リアリズム法学的な刑法学方法論を批判して、刑法学の規範的・体系的貢献の重要性を強調したものであり、②ミヒャエル・パヴリック「一般犯罪論における哲学の役割」は、とりわけルーマンの(社会)システム論とヘンリッヒの「同一性バランス」論に依拠しながら、刑法解釈学にとっての哲学的考察の重要性を論じたものである。