シノハラ ハジメ   SHINOHARA Hajime
  篠原 新
   所属   広島修道大学  国際コミュニティ学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/03
形態種別 学術論文
標題 「村山政権期における日本社会党の政策転換──村山首相を中心として」
執筆形態 単著
掲載誌名 『政治研究』(九州大学政治研究会)
掲載区分国内
出版社・発行元 九州大学
巻・号・頁 (55),175-201頁
頁数 26
概要 1994年7月20‐21日、村山富市首相は、自衛隊合憲・日米安保堅持を明言し、非武装中立政策を放棄した。これは、戦後日本政治の対立軸の崩壊をも意味するものであった。この政策転換は、村山による独断専行であったが、社会党の綱領レベルでも承認された。本稿では、村山への直接のインタビューや選挙公報等を用いて、村山が左派というよりも実は現実的で柔軟な政治家であったこと、また、村山が、柔軟かつ戦略的な妥協により、党大会の承認を取り付けたことを明らかにした。