カワマタ ユウ   KAWAMATA Yu
  川俣 優
   所属   広島修道大学  健康科学部
   職種   相談員(助教)
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2025/07
形態種別 学術論文
標題 動作課題体験が感情への気づきに及ぼす影響ー1事例のデータからー
執筆形態 単著
掲載誌名 広島修道大学臨床心理相談センター年報
掲載区分国内
巻・号・頁 7,15-26頁
頁数 12
著者・共著者 川俣 優
概要 本研究では,20代女性1名を対象に,動作課題体験を通して内的体験への意識の向け方や表現の仕方が変化するのか検討した。研究期間は約1週間で,1日おきに計3回の動作課題を実施した。参加者は動作課題体験を通して,自身の内的体験へと興味・関心が向くようになり,より具体的な自身の体験が語られるようになった。動作課題への取り組みの様子と内的体験への気づきの変化との連関から,動作課題を通して自己活動のモニタリング感,動作統制感,心理的安定感が得られることによって内的体験への志向性が高まり,感情への気づきにつながると考えられた。本論では,気づきにつながる動作課題体験と,それに必要な援助のあり方について考察した。