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コナガノ リュウタ
KONAGANO Ryuta 小長野 隆太 所属 広島修道大学 人文学部 職種 准教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2022/04 |
| 形態種別 | 著書 |
| 標題 | 教育学のグラデーション-教育学科の歩き方- |
| 執筆形態 | 共著 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | ナカニシヤ出版 |
| 巻・号・頁 | 145-164頁 |
| 著者・共著者 | 木村惠子,谷口直隆,宮崎康子ほか11名 |
| 概要 | 「第9章 音楽教育学 なぜ音楽を学ぶ必要があるのか?」を執筆した。
第1節の「音楽科教育の現状」では,年間授業時間数の減少から音楽科は消滅の危機に晒されていることを指摘した。第2節では「音楽教育の目的」では,リーマーとエリオットという2人の音楽教育研究者の考え方の違いを説明した。第3節の「リーマーの考え方(1)」では,「音楽教育は美的感受性を育むべきものである」という主張について解説した。第4節の「リーマーの考え方(2)」では,「(音楽教育を含む)美的教育は感情の教育としてみなすことができる」という主張について解説した。第5節の「エリオットの考え方」では,「音楽教育は音楽を通して「自己成長」を目指す」教育」であるという主張について解説した。第6節の「ミュージッキング」では,スモールという音楽学者の提唱したその概念(音楽の本質は「集団の価値観の探求,確認,祝賀」である)について解説した。第7節「音楽教育の目的の違いから考える音楽の幅広さと可能性」では,上記の三者の考え方を整理・比較することによって音楽の幅広さと可能性について言及した。 |