マスダ ヒサシ
MASUDA Hisashi 増田 尚史 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/02 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 小学校国語教科書に掲載されている単語の分析:ラディカルを共有する漢字から構成される単語のファミリーサイズと出現頻度 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 広島修大論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 広島修道大学 |
巻・号・頁 | 59(2),1-16頁 |
頁数 | 16 |
著者・共著者 | 小河妙子・藤田知加子・増田尚史 |
概要 | 日本語の漢字は形態素文字であり,例えば,形態素の「木」は一文字の漢字であり,「松」の左ラディカルとしても使用され,二字熟語「木材」の前漢字としても使用される。小学校の国語教育では,漢字の成り立ちに関する形態素的な知識が,漢字の読み書き学習の手がかりとして用いられてきた。本研究では,ラディカルを共有する漢字および単語を対象として,小学校教科書をコーパスとして,次の5つの特徴を算出し,一覧表を作成した:単語ファミリーの成員とタイプ頻度,単語ファミリーの各メンバーの出現頻度,各単語ファミリーの出現頻度,および単語ファミリーの総出現頻度。これらの表によって,漢字学習の初期段階における小学生の発達的観点に基づいた心的辞書の構造を解明するための実験に用いる単語材料を提供することが可能となった。 |