ナガハマ テルミ
NAGAHAMA Terumi 長濱 照美 所属 広島修道大学 商学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 「情報セットアプローチの萌芽と継承に関する研究――1975年英国『コーポレート・レポート』から2018年版IASB概念フレームワークまでを題材に――」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | (博士号学位取得論文) |
掲載区分 | 国内 |
著者・共著者 | 長濱照美 |
概要 | 博士論文では情報セットアプローチの萌芽と継承について、歴史的制度論の視点から明らかにした。情報セットアプローチは歴史的制度論の視点から、約半世紀の間、英国会計のなかに根付いている会計思考であり、経路依存性を有する。そのため、IASBの業績報告に対する意思決定にも影響を及ぼしている。また、情報セットアプローチにはボトムラインアプローチを排除する性質があり、その会計思考には普遍性がある。さらに、それは我が国における純利益と包括利益の優劣を決しようとする議論に終止符を打つ可能性があることを指摘した。 |