モリ ケイゴ
MORI Keigo 森 啓悟 所属 広島修道大学 法学部 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/09 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | スチュワードシップ・コードにおけるスチュワードシップの意義―英米法制から考察する日本のスチュワードシップ― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 社学研論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 早稲田大学大学院社会科学研究科 |
巻・号・頁 | (42号),35-50頁 |
著者・共著者 | 森啓悟 |
概要 | ソフトローである日本版スチュワードシップ・コードは、英国を参考に、機関投資家にスチュワードシップ責任を課し、積極的な議決権行使などを求めている。一方、米国では、機関投資家は議決権行使などをする法的義務を負うと解されている。スチュワードシップの意義が必ずしも明らかでないと思われるところ、本論文は、英米の法制から日本のスチュワードシップの意義を考察している。スチュワードシップとは受益者の中長期的な利益を目的とし、その利益を実現する手段をステークホルダーの考慮やエンゲージメントを通じた会社の成長としている。つまり、受託者責任と異なり、スチュワードシップは、手段と目的を絞り、受益者利益と会社・ステークホルダー利益の両立を図っていることを明らかにしている。 |