イトウ ヨシスケ
ITO Yoshisuke 伊藤 嘉亮 所属 広島修道大学 法学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 危険運転致死傷罪の共同正犯に関する一考察 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | ソシオサイエンス |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 早稲田大学 先端社会科学研究所 |
巻・号・頁 | 27,36-54頁 |
頁数 | 19 |
著者・共著者 | 伊藤嘉亮 |
概要 | 最決平成30年10月23日の被告人をめぐっては、危険運転致死傷罪の共同正犯を認めることで大方の見方は一致している。しかし、本件とは異なり、被告人らの危険運転が場所的または時間的に離れている場合であっても実行共同正犯を成立させる余地があるかは分からない。また、危険運転致死傷罪がその性質ゆえに共謀共同正犯の成立をおよそ排除しているのかも未だに判然としない。砂川市事件は、その原審および原々審において、道交法72条1項の救護・報告義務違反についても重要な問題提起をしている。本稿では、これらの課題に取り組み、事故関与者の責任の範囲を明示しようと試みた。 |