ナガハマ テルミ
NAGAHAMA Terumi 長濱 照美 所属 広島修道大学 商学部 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/12 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「付加価値計算書の可能性――ステークホルダー資本主義と『平等』――」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『千葉経済大学論叢』 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (71),77-101頁 |
著者・共著者 | 長濱照美 |
概要 | 本論文の目的は、ステークホルダー資本主義に資する付加価値計算書を模索するにあたり、付加価値会計の再検討すべき論点を明らかにすることである。現代の企業は、株主至上主義からの脱却とステークホルダー資本主義の導入を求められている。ここにおいて、ステークホルダー資本主義と親和性の高い付加価値会計は、1990年代後半に議論が停滞したと指摘されることがある。
考察の結果、再検討すべき論点として、①分配と費用の概念、②損益計算書に内在する株主偏重の是正、③利害関係者を「平等」とみなす付加価値計算書の採用、以上の三点が明らかとなった。 |