ヨコタ クニヒロ
YOKOTA Kunihiro 横田 晋大 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/06 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 実在集団を用いた社会的アイデンティティ理論および閉ざされた一般互酬仮説の妥当性の検討:広島東洋カープファンを対象とした場面想定法実験 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 社会心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 社会心理学会 |
巻・号・頁 | 30(3),153-163頁 |
頁数 | 10 |
担当範囲 | 実験立案,マテリアル作成,論文執筆 |
著者・共著者 | 著者:中川裕美・横田晋大・中西大輔 |
概要 | 本研究では,野球の広島東洋カープファンを対象として,場面想定法を用いたシナリオ実験を行い,自集団への協力行動を調べた。自集団への協力は,互恵性の期待に基づき行われるという。すなわち,自集団への協力は,巡り巡って自身に利益をもたらすと期待することで協力が引き起こされる。実験室実験では,互恵性の期待に基づく協力行動が見られたが,社会に実在する集団を対象とした場合には,支持する結果は得られていない。本研究では,集団所属性の知識の対照性を用いて互恵性の期待の有無を操作した。その結果,人々は互恵性の期待に基づいた協力行動が見られた。一方で,互恵性の期待とは異なる,自集団への愛着に基づく協力行動も同時に見られた。(担当範囲)実験立案,マテリアル作成,論文執筆 |