マツモト ナツキ
MATSUMOTO Natsuki 松本 奈津希 所属 広島修道大学 法学部 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/07 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 「最低生活保障の法理の形成と具体化(2・完)──連邦憲法裁判所と連邦財政裁判所の判例を素材として──」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 一橋法学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 18(2),307-355頁 |
概要 | 税財政の専門裁判所である連邦財政裁判所の判例を検討した結果、同裁判所は連邦憲法裁判所の定式を受容・適用するのみならず、憲法適合的解釈等を用いて憲法理論の展開に寄与しており、独自の計算方式を展開するなど、最低生活保障の中心的役割を果たしていることを解明した。またその背景ある「税法の憲法化」の存在も示唆した。これにより、違憲判決によらずとも、解釈を通じて最低生活保障に貢献し得ることを証明した。 |