ミウラ ヒロユキ
MIURA Hiroyuki 三浦 浩之 所属 広島修道大学 国際コミュニティ学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/11 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | ため池公園来訪者の水鳥への給餌行動意識とその情報提供による変化 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 土木学会環境システム研究-全文審査部門論文集- |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 29,13-18頁 |
担当範囲 | 禁止されている給餌行動を選択する要因の分析と,環境配慮意識高揚方法の提案 |
著者・共著者 | 渡邉雅巳,衛藤貴朗,三浦浩之,和田安彦 |
概要 | 対象とする都市内ため池公園には水鳥が数多く飛来している。この公園では,飛来した水鳥への来訪者の過度の給餌活動により,水質の悪化が問題となっていた。その対策として,給餌する部分を他と分離する給餌池が設置された。多くの来訪者は給餌活動の禁止に賛成しているものの,給餌池設置の目的を知っている来訪者は少なかった。とくに,市外在住者や低年齢層の来訪者では,給餌活動禁止に反対する割合が高かった。市街在住者はマスコミ等による水鳥飛来に関する情報を受けて給餌目的で来園する人が多いことが原因であり,低年齢層では子供に給餌行動を体験させることで環境教育につながるという意識のあることが明らかになった。その一方で,給餌活動の禁止に反対したいた者の一割が,情報提供により賛成に変化した。これより,本論文では,来訪者の環境配慮意識を高める方法として,来訪者が必ず目に付くような場所での情報提示、それも提示内容をリアルタイムで変更できるものが必要であることなどを指摘した。 |