ミサカ　ヨシヒロ   MISAKA Yoshihiro   三阪　佳弘    所属   広島修道大学  法学部    職種   教授
言語種別	日本語
発行・発表の年月	2004/09
形態種別	著書
標題	『日本の裁判所―司法行政の歴史的研究』
執筆形態	共著
掲載区分	国内
出版社・発行元	晃洋書房
巻・号・頁	3-82頁
担当範囲	「第1章　明治末～大正期の法曹資格・任用制度の展開」「第2章　昭和初期裁判所構成法改正の試み」
著者・共著者	萩屋昌志編著、三阪佳弘
概要	戦前の司法省および戦後の最高裁判所による司法行政・人事政策を通史的に検討することによって、近現代日本を通貫するその特徴を明らかにすることを目的とした共同研究の成果として編まれたものである。担当部分は「第1章　明治末～大正期の法曹資格・任用制度の展開」「第2章　昭和初期裁判所構成法改正の試み」（以上3～82頁）である。大正・昭和の1920年代には、明治期に確立した司法省主導の司法行政に対して、裁判所内部および法曹界から批判が高まった。それに対応する形で行われた大正・昭和戦前期の司法官任用・裁判官人事行政に関する改革論議を分析し、結果的には、司法省のもとでのよりいっそうの集権的性格に帰着したことを明らかにした。