ハセガワ　ナオヒロ   HASEGAWA Naohiro   長谷川　尚弘    所属   広島修道大学  人間環境学部    職種   助教
言語種別	英語
発行・発表の年月	2024/01
形態種別	学術論文
標題	From solitary to colonial with zooid miniaturization: ancestral-state reconstruction based on NGS data of stolidobranch ascidians
執筆形態	共著
掲載誌名	bioRxiv
掲載区分	国外
出版社・発行元	bioRxiv
巻・号・頁	pp.1-54
頁数	54
担当範囲	筆頭著者・責任著者として、研究の全工程に携わった。具体的には、研究計画、研究費の獲得、材料の採集・同定、RNAの抽出、NGSデータの解析、Pythonスクリプトの作成、分子系統解析、祖先形質復元、原稿の執筆を行った。
著者・共著者	◎Naohiro Hasegawa, Shin Matsubara, Akira Shiraishi, Honoo Satake, Hiroshi Kajihara
概要	本研究では、ホヤ類における群体進化と個虫サイズ縮小の要因を、数理モデルと大規模系統解析を統合するデータ駆動型アプローチで解明した。まず、空間競争が小型個虫を選好するという理論モデルを構築し、その予測を検証するため、42種・1,883遺伝子からなる大規模系統解析を実施した。Bayesian 推論による祖先形質復元と相関解析の結果、群体化の獲得と個虫の方向的縮小が進化的に強く結びつくことを統計的に示した。本研究は、生物進化の事象を数理モデリングと高次元データ解析によって推定した事例であり、データサイエンスの枠組みに基づく新しい生物学的知見を提供する。 担当部分：筆頭‧責任著者として全頁を執筆した。