オカニシ マサノリ
OKANISHI Masanori 岡西 政典 所属 広島修道大学 人間環境学部 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2024/09 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | An eDNA metabarcoding of brittle stars: examples from the Seto In-land Sea, a semi-closed marine area. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Regional Studies in Marine Science |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 2024(74),pp.1-8 |
頁数 | 8 |
著者・共著者 | Okanishi, M.*,Yoshigou, H., Tagawa, K., Shibata, N. |
概要 | 海洋生態系は気候変動や 人為的な活動によって危機に直面しており、多くの海洋生物が生物多様性の減少によって脅かされている。生物多様性を保全するためには、これらの生物の定期的かつ広範な調査が必要である。しかし、従来の方法では、同定やサンプリングの技術を持った専門家による直接観察や標本の採集に頼っていた。我々は、環境DNA(eDNA)メタバーコーディング法を用いて、日本の半閉鎖性海域である瀬戸内海の2地点で、合計15種の脆性星を検出した。本研究により、脆性星が有用な環境指標生物であることが示され、脆性星に特化したeDNAメタバーコーディング法は、海洋生態系の広域かつ簡便な調査手法として有用なツールになると期待される。今後は、直接観察で確認されずにメタバーコーディングで検出された種が偽陽性によるものなのか、半閉鎖的な海域の特性によるものなのか、さらなる検証が必要である。8ページ相当。 |