サトウ リョウ
SATO Ryo 佐藤 量 所属 広島修道大学 人文学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 植民地都市をめぐる集合的記憶:「たうんまっぷ大連」を事例に |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Core Ethics |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 立命館大学大学院先端総合学術研究科 |
巻・号・頁 | (4),131-148頁 |
概要 | 本稿では、満洲の日本人学校出身の日本人と中国人による集合的記憶の形成と展開について論じた。具体的事例として、大連第二中学校出身の日本人・中国人の共同作業による記憶地図「たうんまっぷ大連」の制作過程を取り上げた。戦前大連出身の日本人と中国人の記憶はお互いに相違しつつも、必ずしも日本と中国双方のナショナル・ヒストリーに回収されない、大連固有のローカライズされた集合的記憶が形成されていったことを明らかにした。 |