ニッタ ユミコ
NITTA Yumiko 新田 由美子 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/01 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | Thermographic study on the preservability of heat effects of footbath with salt. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Hiroshima Journal of Medical Science, |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 63(1-3),1-5頁 |
頁数 | 5 |
著者・共著者 | ◎Harada T., Iwakawa Y., Ikeda H., Ishizaki F., Aoi S., Nitta Y.,Shiokawa M., Nitta K. |
概要 | 高齢者の心身の健康は、長年の食生活の在り方と密接な関係にある。中高年者の食習慣を栄養学的に分析、生活習慣を公衆衛生学的に解析する事で、生活習慣病予防なかでも、高血圧の予防に繋げる事を目標に研究している。足湯は身体の血行をよくするが、血圧の上昇もあり高血圧のヒトに対する影響は明らかでないため健康管理への基礎データ集積が必要。普及著しい足湯について、塩水の温湯の効用を検討。非侵襲性に全身の体温を検知できる全身性サーモグラフを用い、0または4%塩水(40℃)に10〜30分の暴露が全身に及ぼす影響を体温上昇で測定、血圧も測定した結果、4%塩水に10分間暴露という条件で、最も血圧が安定し且つ体温上昇する事が判った。この結果は、高齢者施設等での足湯実施に有益な情報となる。4%塩分濃度では、常在細菌は死滅するため公衆衛生学的にも望ましい。予備実験に、足湯の効果を温度測定器にて測定。足湯には4%食塩水と蒸留水とを用い40〜42℃とし、23名の女子大学生を被験者として血圧、体温、心拍数、手のひらの皮膚温、人差し指の皮膚温等を測定。その結果、4%食塩水の足湯で、皮膚温の保温時間の有意差な延長を認めた。 ISSN0018-2052 |