|
イハラ クニオ
IHARA Kunio 井原 邦夫 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 教授 |
|
| 言語種別 | 英語 |
| 発行・発表の年月 | 2015/03 |
| 形態種別 | 学術論文 |
| 標題 | A genetic mechanism for female-limited Batesian mimicry in Papilio butterfly |
| 執筆形態 | 共著 |
| 掲載区分 | 国外 |
| 著者・共著者 | Nishikawa H, Iijima T, Kajitani R, Yamaguchi J, Ando T, Suzuki Y, Sugano S, Fujiyama A, Kosugi S, Hirakawa H, Tabata S, Ozaki K, Morimoto H, Ihara K, Obara M, Hori H, Itoh T, Fujiwara H. |
| 概要 | アゲハチョウ Papilio polytes のメスには、毒を持つチョウ Pachliopta aristolochiae に似た擬態型が存在し、捕食を回避している。このベイツ型擬態は、doublesex (dsx) 遺伝子によって制御されていることが知られていたが、その詳細な分子機構は未解明だった。本研究では、P. polytes と近縁種 P. xuthus の全ゲノムを解読し、擬態型と非擬態型の染色体間に約13万塩基の逆位が存在し、これが擬態関連遺伝子座Hと連動していることを明らかにした。ノックダウン実験により、逆位を含むH型染色体から発現するメス特異的 dsx(H) アイソフォームが擬態模様を誘導し、同時に非擬態模様を抑制することが示された。逆に dsx(h) にはそのような機能は見られなかった。したがって、dsx(H) は翅の色彩パターンを切り替えるスイッチとして機能し、染色体逆位によりメス限定の擬態多型が安定に維持されていると考えられる。 |