オクダ ケイ
OKUDA Kei 奥田 圭 所属 広島修道大学 人間環境学部 職種 教授 |
|
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2021/10 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | Evaluation of DNA damage and stress in wildlife chronically exposed to low-dose, low-dose rate radiation from the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Environment International |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 155,pp.#106675 |
頁数 | 16 |
著者・共著者 | ◎Cunningham, K., Hinton T.G., Luxton J.J., Bordman, A., Okuda K., Taylor, L.E., Hayes, J., Gerke, H.C., Chinn, S.M., Anderson, D., Laudenslager, M.L., Takase, T., Nemoto, Y., Ishiniwa, H., Beasley, J.C. and Bailey, S.M. |
概要 | 担当:全頁.イノシシとヘビ(アオダイショウ)について,福島において様々なレベルの放射線に被ばくした個体の,DNA損傷や環境ストレスの指標を評価した.その結果,イノシシについてはDNA損傷の指標である二動原体染色体について評価したが、被ばく線量の増加に伴うDNA損傷の増加は確認されなかった.環境ストレスの指標であるテロメア長についても両種ともに被ばくに量による変化は確認されなかった.さらに,ストレスの主要な指標であるコルチゾールのレベルについては,帰還困難区域内に生息するイノシシで値が低いことがわかった.これらの結果は,被ばく量が増える帰還困難区域において,よりストレスが少ないことを示しており,チョルノービリにおいても同様の結果が示されている.これは人間によるストレスがないためと考えられる. |