ナカニシ ダイスケ
NAKANISHI Daisuke 中西 大輔 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 実在集団を用いた社会的アイデンティティ理論および閉ざされた一般互酬仮説の妥当性の検討: 広島東洋カープファンを対象とした場面想定法実験 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 社会心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 30(3),153-163頁 |
頁数 | 11 |
担当範囲 | 共同研究につき担当部分抽出不可 |
著者・共著者 | 中川裕美・横田晋大・中西大輔 |
概要 | 本研究の目的は、実在集団を対象としたシナリオ実験を通じて、対立する二つの内集団ひいきの説明原理の妥当性を検討することであった。内集団ひいきは、社会的アイデンティティ理論 (SIT) では内集団との同一化、閉ざされた一般互酬仮説 (BGR) では他の内集団成員からの互恵性の期待から生じると予測される。本研究では、野球ファン117名を対象に援助場面を想定させた場面想定法実験を行った。実験の結果、互恵性の期待がある場面で、互恵性の期待がない場面よりも協力的になり、BGRが支持された。また、互恵性の期待がないが同じ集団に所属する場合でも、互いに分からない場面よりも協力的になり、SITも支持された。 |
DOI | 10.14966/jssp.30.3_153 |