ヌマモト ヒデアキ
NUMAMOTO Hideaki 沼本 秀昭 所属 広島修道大学 人文学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/02 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 大学における一般教育としての芸術(美術)教育の原理的立場―ベン・シャーンの場合― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 広島修大論集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 59(2),205-214頁 |
頁数 | 10 |
概要 | 一般教育としての芸術(美術)教育について、画家の立場からその重要性を強く説いたベン・シャーンの原理的立場を検証した。方法としてハーバード大学チャールズ・エリオット・ノートン記念講座のための講義案を基に出版された『ある絵の伝記』を中心に考察を行った。その結果、主観によって現実をみて、客観性によって自己をみる主観的写実主義、画家にとって絵画制作とは自分の真実を求める姿であり、そのために教養の必要性を強く説く立場など、直観と感性を養うための画家ならではの独自性ある指摘を基に、社会に流されない自分の思想の確立を重要視し、人としてどう生きるかを問う教育者としての視点が明らかになった。11頁。 |