ヤマカワ アユミ
YAMAKAWA Ayumi 山川 肖美 所属 広島修道大学 人文学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003/02 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 生涯学習者にとっての自己評価の意義 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 広島修大論集 第2号(人文編) |
巻・号・頁 | 第43巻(第2号),223-241頁 |
頁数 | 18 |
概要 | 本論文では、生涯学習成果の評価を論じていく上で欠かせない視点である自己評価の意義を考察した。生涯学習成果の評価については、1980年代以降そのシステムの構築に主眼がおかれた政策が進められてきたため、評価の社会的側面を中心に整備が図られてきた。1990年代も終盤になってようやく「生涯学習パスポート」に代表されるような評価の個人的側面や自己評価に焦点を当てた研究や政策が必要性が論じられるようになってきた。しかしながら、システム先行で出てきた自己評価法である故に、システムにいかに連動させるかという視点が自己評価法開発の旗印であり、学習者中心の自己評価法はいまだ遅々として開発をみていない。こうした問題状況に対して、本論文では学習者中心の自己評価法の有り様を論じ、自己評価研究に一石を投じた。(223-241頁) |