ノムラ コウヤ   NOMURA Koya
  野村 浩也
   所属   広島修道大学  人文学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2002/03
形態種別 学術論文
査読 査読有り
招待 招待あり
標題 植民地主義は終わらない
執筆形態 単著
掲載誌名 解放社会学研究
掲載区分国内
出版社・発行元 日本解放社会学会
巻・号・頁 (16),3-15頁
頁数 13
概要 本人編集の学会誌ミニ特集「植民地主義は終わらない」の巻頭論文として書かれたものである。ポストコロニアリズムの重要な含意は「植民地主義は終わらない」であり、日本国におけるポストコロニアリズム研究の意義のひとつは、日本人という植民者を問題化し、いまなお植民地主義を継続する日本人の政治性を分析し、その権力的な作動のメカニズムを解明し、もって植民地主義の終焉を構想することにある。このことを、本論文では、オリエンタリズム、ポジショナリティ、サバルタン、といった諸概念を用いて分析し、日本におけるポストコロニアリズム研究の現状を批判的に検討した。