ノムラ コウヤ
NOMURA Koya 野村 浩也 所属 広島修道大学 人文学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/11 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 植民者へ:ポストコロニアリズムという挑発 |
執筆形態 | 編著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 松籟社 |
概要 | 本書は、日本解放社会学会創立20周年記念出版の一書として、本人が編集した論文集である。植民者の存在なしに、植民地主義は存在しない。よって、被植民者ではなく、植民者を徹底分析しないかぎり、植民地主義の十分な解明は不可能であり、その解明なしに、植民地主義の終焉を展望することはできない。しかも、植民者が植民地主義と訣別しないかぎり、植民地主義の消滅もありえない。だがそれは、実際には、植民者と被植民者双方のカテゴリーを消滅させ、ただの平等な人間同士にもどることを意味しているにすぎないのである。本書は、10名の研究者が植民者の分析を通して植民地主義の終焉を展望した理論的研究である。 *編者:野村浩也。論文寄稿者:池田緑、郭基煥、C・ダグラス・ラミス、桃原一彦、島袋まりあ、金城正樹、冨山一郎、知念ウシ、アシス・ナンディ、野村浩也(全508頁) |