ヒグチ カズヒコ
HIGUCHI Kazuhiko 樋口 和彦 所属 広島修道大学 人文学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/02 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 「書き」の効果に着目した多層の読み書き指導モデルの検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | LD研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本LD学会 |
巻・号・頁 | 28(1),96-110頁 |
著者・共著者 | 堀部 要子, 樋口 和彦 |
概要 | RTIモデルを応用した多層指導モデルの読み書き指導プログラムを作成し,通常の学級に在籍する全児童を対象に,指導を実施した。指導内容を,特殊音節表記を含む平仮名単語の「読み」「書き」とし,検査で対象児童を絞り込みながら3層で指導を行った。
指導の結果,A小学校は,統制群であるB小学校より学習内容の習得率が高く,2校の間に有意な差が生じた。指導プログラムによる読み書き指導の効果が示された。また,「読み」に先んじて「書き」に指導の効果が表れ,「書き」の指導の効果が,「読み」の力の伸張に 影響を及ぼすのではないかと考えられた。 このように,これまでの「読み」を中心に扱ってきた多層指導モデルに「書き」の指導を導入することで,効果がより高められることが示唆された。 |
ISSN | 1346-5716 |
NAID | 40021867872 |