光森 幸子
   所属   広島修道大学  人間環境学部
   職種   外国語契約教員(講師)
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2023/06
形態種別 学術論文
査読 査読有り
標題 カラリズムに抵抗するハーストン ――戯曲『ポーク・カウンティ』における三種の黒人女性表象から
執筆形態 単著
掲載誌名 『中・四国アメリカ文学研究』
掲載区分国内
巻・号・頁 59,36-47頁
頁数 12
概要 『ポーク・カウンティ』(Polk County)は1944年に版権を得たゾラ・ニール・ハーストン(Zora Neale Hurston)最後の戯曲である。ミュージカル喜劇とは謳われていても、登場人物の造形やプロットにはアメリカの社会問題である肌の色に基づく階層制、すなわちカラリズムが取り上げられており、見逃せない点が多い。本稿では、まず肌の色の異なる三人の女性が表象するカラリズムの影響を順に検討し、それに対する各々の対応を考察した。そのうえで、黒人女性の孤立や自己喪失、ひいてはコミュニティの分断を誘引するカラリズムに、ハーストンが多角的な視点から抵抗を示していたことを明らかにした。