イシヅカ ヒロユキ
ISHIZUKA Hiroyuki 石塚 浩之 所属 広島修道大学 人文学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/01 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 同時通訳のSL/TLの差異から探る脱言語化の実態 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 通訳翻訳研究 |
出版社・発行元 | 日本通訳翻訳学会 |
巻・号・頁 | (8),19-36頁 |
頁数 | 18 |
概要 | 英日同時通訳通訳の起点言語(SL)と目標言語(TL)との間に見られる表面的な差異に注目し、言語的なコード変換のみによっては説明できない通訳者の認知的処理について分析した。本研究では、SLには一度のみ現れる単一要素がTLにおいて複数の異なった表現で訳出された現象を取り上げ、こうした訳出を可能とする意味構築の実態について考察し、通訳者の発話理解において構築される概念の非言語的性格を分析した。さらに通訳作業における概念的処理の利点について論じた。この試みはSeleskovitch(1978/1998)の主張するDeverbalization の実証例として位置づけられる。 |