イシヅカ ヒロユキ   ISHIZUKA Hiroyuki
  石塚 浩之
   所属   広島修道大学  人文学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/12
形態種別 学術論文
査読 査読有り
標題 同時通訳者による使役的事象構造の把握
執筆形態 単著
掲載誌名 通訳翻訳研究
掲載区分国内
出版社・発行元 日本通訳翻訳学会
巻・号・頁 (10),1-20頁
頁数 20
概要 英日同時通訳記録のSTとTTの間に含まれる差異として、STに対応情報が明示されないにもかかわらずTTには使役を表す形態素「させ」が使用されている例に注目し、認知言語学の因果連鎖(Croft1990,1991)の考え方を応用し、通訳者の発話理解においてSTに非明示的な使役的事象がどのように構築されたかを分析した。この分析から、通訳者の発話理解において、どのような種類の非言語的情報が、どの時点で、どのような役割を果たしているかを明らかにした。これにより、オンラインの発話理解における概念構築の性格、情報源、各種情報の役割などを分析した。