イシヅカ ヒロユキ   ISHIZUKA Hiroyuki
  石塚 浩之
   所属   広島修道大学  人文学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/02
形態種別 学術論文
標題 同時通訳における情報ユニットとしての心的表示
執筆形態 単著
掲載誌名 広島修大論集
掲載区分国内
出版社・発行元 広島修道大学
巻・号・頁 56(2),31-48頁
頁数 18
概要 本稿は通訳の認知プロセスに焦点を当て、通訳記録の分析により、言語的処理とは異なるレベルでの心的表示の操作の記述を試みた。理論的枠組みとしてはFunayama (2007),Ishizuka (2012) などで提案された概念的複合体 (conceptual complexes: CC) の考え方を援用した。本稿ではCCの特性のうち,ある項目に関連する情報をまとめる機能、すなわち、情報ユニットとしての働きに焦点を当て、CCの対象化、非明示的論理の把握、作動記憶の節約といった機能について考察した。