ミヤザキ ヤスコ   MIYAZAKI Yasuko
  宮崎 康子
   所属   広島修道大学  人文学部
   職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2020/09
形態種別 学術論文
標題 The Teacher as Initiator: An Analysis of Les Enfants Terribles in Light of Georges Bataille's Anthoropology
執筆形態 単独
掲載誌名 『広島修大論集』第61巻第1号(通巻第117号)
掲載区分国内
出版社・発行元 広島修道大学
巻・号・頁 61(1),pp.95-106
頁数 22
概要 子どもから大人への成長に伴う通過儀礼(イニシエーション)における死と再生の体験の意義をへネップの論から確認し、バタイユの盟友コクトーによる『恐るべき子どもたち』(1929年)に登場する子どもを、バタイユ人間学に依拠して、原理としての「子ども」の生を生きる存在として捉え直して分析することにより、現代の教師にも、死(有用性からの超出および至高性への限りない接近体験)と再生(有用性への再帰)を促す、有用性と至高性のイニシエーター的在り方が求められることを分析・指摘している。