キムラ ヤスミ
KIMURA Yasumi 木村 安美 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/12 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | Validity and reproducibility of the PC-assisted dietary interview used in the Fukuoka Colorectal Cancer Study |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Asian Pacific J Cancer Prev |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 8,583-590頁 |
著者・共著者 | Kazuhiro Uchida, Yasumi Kimura, Tomoko Shirota, Suminori Kono |
概要 | 日本では食物や栄養素摂取の量的な評価に基づく疫学的知見は少ない。福岡大腸がん研究において、PCを用いた食事調査の妥当性と再現性の評価を行った。対象者は一般住民対象の症例対照研究参加者のうち対照群28名である。2001年7月-2002年5月の間に4回の食事記録調査を実施し、食事記録調査の前後(2001年5-6月, 2002年7月-9月)でPCを用いた面接調査を行った。総エネルギー摂取量、26種類の栄養素、19種類の食s品群を評価した。エネルギー調整後のピアソン相関係数は、26種類の栄養素のうち、1回目調査では18種類、2回目調査では19種類が0.4よりも大きい値を示し、最も高い相関係数は1回目調査の飽和脂肪の0.72と2回目調査のビタミンCの0.60であった。妥当性はいも類の1回目0.19、2回目0.13を除いて、ほとんどの食品群で適切な高い数値を示した。再現性はほとんどの栄養素と食品で高値であったが、ビタミンDと種実類は低値を示した。魚、魚製品、牛肉、豚肉、加工肉の再現性は適度の値を示した。PCを用いた食事調査は、ほとんどの栄養素および食品群で適切な妥当性と再現性を示すと考える。 |