キムラ ヤスミ   KIMURA Yasumi
  木村 安美
   所属   広島修道大学  健康科学部
   職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2008/10
形態種別 学術論文
査読 査読有り
標題 Calcium, dairy foods, vitamin D and colorectal cancer risk: The Fukuoka Colorectal Cancer Study
執筆形態 共著
掲載誌名 Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention.
掲載区分国外
巻・号・頁 Oct;17(10),pp.2800-2807
著者・共著者 Tetsuya Mizoue, Yasumi Kimura, Kengo Toyomura, Jun Nagano, Suminori Kono, Ryuichi Mibu, Masao Tanaka, Yoshihiro Kakeji, Yoshihiko Maehara, Takeshi Okamura, Koji Ikejiri, Kitaroh Futami, Yohichi Yasunami, Takafumi Maekawa, Kenji Takenaka, Hitoshi Ichimiya, Nobutoshi Imaizumi
概要 カルシウム摂取の少ないアジア人におけるカルシウムとビタミンDの大腸がん予防効果については明確でない。そこで、大規模症例対照研究である福岡大腸がん研究において、カルシウムとビタミンDと大腸がんリスクとの関連を検討した。食事調査はPCを用いて148食品項目の半定量食物摂取頻度を面接調査した。交絡因子を調整した多変量解析の結果、カルシウム摂取は有意に大腸がんリスクとの負の関連を示した。また、仕事やレジャーで日光への暴露の機会の少ない人でのビタミンD高摂取は有意に大腸がんリスクと負の関連を示した。これらの結果は大腸発ガンの予防におけるカルシウムとビタミンDの働きについてのエビデンスを加えたと考えられる。