キムラ ヤスミ
KIMURA Yasumi 木村 安美 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2012/07 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | High levels of stearic acid, palmitoleic acid, and dihomo-gamma-linolenic acid and low levels of linoleic acid in serum cholesterol ester are associated with high insulin resistance |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Nutrition Research |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 32(9),pp.669-675.e3 |
著者・共著者 | Kayo Kurotani, Masao Sato, Yuko Ejima, Akiko Nanri, Siyan Yi, Ngoc Minh Pham, Shamima Akter, Kalpana Poudel-Tandukar, Yasumi Kimura, Katsumi Imaizumi and Tetsuya Mizoue |
概要 | 日本人勤労者において血清コレステロールエステル(CE)中の脂肪酸組成とC-ペプチドとの関連を明らかにすることを目的とし検討を行った。血清C-ペプチド濃度はリノール酸(18:2 n-6)と負に関連し(傾向性p= 0.04)、パルミトレイン酸(16:1 n-7)およびジホモ-γ-リノレン酸(20:3 n-6:DGLA)は正に関連していた(各傾向性p=0.02,p<0.0001)。また、飽和脂肪酸およびn-3系脂肪酸とC-ペプチドとの関連は認めなかった。これはメカニズムは明らかではないものの、パルミトレイン酸は食事中にほとんど含まれずD9D活性を反映し、D5D活性低値D5D活性低値とDGLA高値が関連していると考えられる。また、D6D活性高値とリノール酸低値が関連していることが考えられる。日本人集団における血清CE中の脂肪酸組成および不飽和化酵素活性とインスリン抵抗性に関連があることが示唆された。 |