ウノ ノブヒロ   UNO Nobuhiro
  宇野 伸浩
   所属   広島修道大学  国際コミュニティ学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1993/12
形態種別 学術論文
標題 チンギス・カン家の通婚関係の変遷
執筆形態 単著
掲載誌名 『東洋史研究』
巻・号・頁 第52巻(第3号),pp.69-104頁
概要 文化人類学の婚姻理論を歴史研究に応用し、モンゴル帝国の通婚関係を分析した論文。チンギス・カン家の錯綜した通婚関係は、人類学において研究されてきた「交換婚」として分析してみると、きれいなギブ・アンド・テイクのパターンを持っていることが分かり、さらに、そのパターンの分析から、最有力の姻族であったウンギラト族のアルチ・ノヤン家に代わって、オイラト族のクドカ・ベキ家が急成長し第4代モンケ・ハンの即位を境に両者の勢力が逆転したことを解明した。(36頁)