ウノ ノブヒロ   UNO Nobuhiro
  宇野 伸浩
   所属   広島修道大学  国際コミュニティ学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1999/09
形態種別 学術論文
標題 元朝後期カラコルム城市ハーンカー建設記念ペルシア語碑文の研究
執筆形態 共著
掲載誌名 『内陸アジア言語の研究』 14
巻・号・頁 pp.1-64頁
概要 文部省科学研究費による日本モンゴル合同調査に参加し、モンゴル帝国の首都カラコルムに14世紀に建てられたペルシア語碑文の拓本を採取した。この碑文は、以前から存在は知られていたが、良い拓本がなかったため未解読であった。調査後、その拓本を解読し、テキストと訳注を作成し、さらに解読した内容から、この碑文はイスラム神秘主義教団が修道場(ハーンカー)を建設する際に建てた碑文であること、その神秘主義教団とは当時中央アジアで活動していたクブラウィー教団であり、モンゴル高原まで進出した可能性が高いことを明らかにした。共著者:宇野伸浩、村岡倫、松田孝一(分担箇所:(pp.2-14, 27-33, 47-58)