フナツ ヤスシ
FUNATSU Yasushi 船津 靖 所属 広島修道大学 国際コミュニティ学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/09 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「イスラエルによるシリア北朝鮮製原子炉空爆と報道管制」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 修道法学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 41(1),93-115頁 |
頁数 | 23 |
概要 | NPT未加盟で事実上の核保有国であるイスラエルは2007年、「敵の大量破壊兵器開発には先制攻撃も辞さない」とする1981年のイラク原子炉空爆以来の「ベギン・ドクトリン」に基づき、NPT加盟国のシリアがIAEAに未申告で北朝鮮の極秘支援を受けて建設中だったアルキバル原子炉を空爆し破壊した。イスラエルは報道管制を敷いて沈黙を貫き、シリアも原子炉が破壊された事実を隠し続けた。イスラエルが2018年春、報道を解禁し詳しい意思決定や空爆の過程が明るみに出た。ユダヤ国家の特異な先制攻撃の決定過程をたどるとともに、ドクトリンと双方の沈黙の理由を紛争戦略の一例として考察した。 |