サカネ ヨシヒロ   SAKANE Yoshihiro
  坂根 嘉弘
   所属   広島修道大学  商学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011/03
形態種別 著書
標題 『近代東アジア社会における外来と在来』
執筆形態 共著
出版社・発行元 清文堂出版
巻・号・頁 pp.97-123頁
頁数 27
著者・共著者 勝部眞人(編者)ほか12名
概要 担当部分:第6章「近代日本における徴税制度の特質」、近代日本の徴税システムの特徴を、徴税に困難を抱えるアジア諸国との比較のなかで検討した。戦前期日本の徴税率は、農村で高く都市で低いという傾向が明瞭にみられた。これは、農村部では相互監視的な機能をもちえた「村」単位で徴税を行いえたからである(近代版村請制)。都市で徴税率が低かったのは、住民の流動性が高く、農村部のような徴税体制がとれなかったためである。ここに近代日本の徴税システムの特徴・矛盾があった。