キムラ ケイコ
KIMURA Keiko 木村 惠子 所属 広島修道大学 人文学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「作問中心の算術教育」の形成過程における「生活」と「数理」の関係 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 広島文化学園大学 学芸学部 紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 広島文化学園大学 |
巻・号・頁 | 10,29-38頁 |
頁数 | 10 |
著者・共著者 | ◎植田敦三(広島文化学園大学),木村惠子(広島修道大学) |
概要 | 本論文では,算数科を数理認識形成にかかわる教科としてとらえる。数理認識は学習主体と学習者を取り巻く世界との間の相互作用を通して,問題を設定し,問題を解決する過程で形成されるものである。カリキュラムにおける知識や技能の移動という観点からすると,数理認識形成は「意図されたカリキュラム」「実施されたカリキュラム」の水準のカリキュラムに埋め込まれた「数理」が環境としての「生活」との相互作用を通して「達成されたカリキュラム」として学習者に内面化し一種の認識の枠組みとして機能するようになることである。奈良女高師附小訓導の清水甚吾による「作問中心の算術教育」に焦点を当て,「生活」と「数理」の関係という観点からその形成過程を記述することによりその形成過程を記述している。 |