マツモト ナツキ   MATSUMOTO Natsuki
  松本 奈津希
   所属   広島修道大学  法学部
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/03
形態種別 学術論文
査読 査読有り
標題 「最低生活保障の法理の形成と具体化(1)──連邦憲法裁判所と連邦財政裁判所の判例を素材として──」
執筆形態 単著
掲載誌名 一橋法学
掲載区分国内
巻・号・頁 18(1),273-312頁
概要 最低生活費非課税の原則が初めて明示的に承認された1990年決定以前のドイツ連邦憲法裁判所の判例・学説を分析することで、税法・社会法・刑法・民事訴訟法など、様々な法領域で最低生活保障の法理が複層的に形成されてきたこと、すなわち法理が交錯領域に存すること、およびそこでの税法学説の強力な影響を明らかにした。また議論の出発点となったのは自由権を巡る議論であったという、興味深い知見を得た。