カヤシタ アツコ
KAYASHITA Atsuko 栢下 淳子 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2017/06/22 |
発表テーマ | 病院栄養部門の新たな取り組み ~県特産品を生かした商品開発~ |
会議名 | 第67回日本病院学会 |
主催者 | 日本病院学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 兵庫県神戸市 |
発表者・共同発表者 | 栢下淳子 |
概要 | 【背景・目的】当院は徳島県の南部地域の医療を担う急性期病院であり、断らない医療を理念にかかげ地域にも根差した医療を提供している。栄養課もその気運を受け患者給食の提供にとどまらない活動を行っている。その活動の一環である病院以外の団体(商工会議所等)と官公庁と共同して県特産品を用いた商品を開発したので報告する。【方法】共同開発の依頼主は小松島商工会議所(平成20年~21年)と徳島県(平成26年)であり、どちらも補助事業で実施した。食材は徳島県の特産品を使用した。開発メンバーは管理栄養士、食品製造業者、健康や食のプロであった。【結果】商品化されたものは3商品である。1つ目は中小企業庁の補助事業「地域資源∞善行展開プロジェクト」メタボに本気のコマツシマフィジカル・プロテクション事業と徳島県オンリーワン事業で商品化された「すだちの丘」と「山桃のしずく」である。2つ目は平成26年度「病院・福祉施設等への県産新供給モデル事業」で商品化された「穂先たけのこらーめん」である。「すだちの丘」と「穂先たけのこらーめん」は患者食のサイクルメニューに組み込み1年中提供している。【考察】今回、病院以外の団体(商工会議所等)や官公庁と共同で商品を開発し、その商品を継続的に病院の患者食に提供することができている。地域支援に繋がる活動を栄養課として今後も取り組んでいきたい。 |