イシダ タカシ
ISHIDA Takashi 石田 崇 所属 広島修道大学 人文学部 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2020/10/08 |
発表テーマ | "Double Endocentricity and Constituent Ordering in English Copulative Compounds" |
会議名 | Tsukuba Global Science Week 2020 (TGSW2020)/Data Science in Collaboration on Language (DaSiC) 2020 |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | Zoom online |
発表者・共同発表者 | Ryohei Naya and Takashi Ishida |
概要 | 英語の等位複合語の一種である同格複合語は、構成素の順序を入れ替えられることが知られている (例:writer-director vs. director-writer) が、Lohmann (2014)は、情報構造上の理由により、特定の順序が好まれる場合があることを指摘した。Lohmann (2014)のコーパス調査では、既知情報のうち、「文脈上で既に明示的に言及されている情報」(Text Givenness) に焦点があてられ、これに関わる構成素が先行する順序が好まれることが明らかになった。これを踏まえ、本発表では、コーパス調査からは見えにくい既知情報の側面として「明示的には言及されていないものの、その場面においては聞き手と共有される情報」(Context Givenness) に注目し、この意味での既知性も同格複合語の構成素の順序に影響を与えることを明らかにした。 |