ソゴウ ハヤト
SOGO Hayato 十河 隼人 所属 広島修道大学 法学部 職種 助教 |
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発表年月日 | 2024/06/01 |
発表テーマ | 量刑の基礎理論 |
会議名 | 第102回日本刑法学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 龍谷大学 |
発表者・共同発表者 | 十河隼人 |
概要 | 十河隼人『量刑の基礎理論』(成文堂、2022年)第4章の内容(量刑基準論)について、量刑基準論の体系(四分説)、犯情および一般情状という量刑事情区分のうち、一般情状はさらに「ふさわしい刑の事情」、予防関連事情、政策関連事情に分割して理解すべきこと、ふさわしい刑の事情は一般情状でありながら責任刑に関連する事情であって、かつ量刑軽減方向のみで考慮されるべきこと、このような種類の事情を明示的に考慮する立法例としてスウェーデン刑法29章5条の「衡平理由」があること、量刑論の理論的基礎としては刑罰論と刑の数量化論を独立に観念すべきこと、責任刑の上限・下限と「量刑傾向からの逸脱」との理論的関係、について論じた研究報告。 |