ウノ ノブヒロ
UNO Nobuhiro 宇野 伸浩 所属 広島修道大学 国際コミュニティ学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2019/12/15 |
発表テーマ | ジェンダー史から見たモンゴル帝国 |
会議名 | ジェンダー史国際シンポジウム |
主催者 | 比較ジェンダー史研究会 |
学会区分 | 国際的な研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(基調) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 奈良 |
概要 | モンゴル帝国において、女性がどのような場合に政治を動かすかについて分析し、夫であるカンが死去した後、その妻が、次の後継者が決まるまでの間、権力の座に就く場合があることを確認した。また、クビライ、モンケ、フレグ、アリク・ブケの母親であるソルコクタニ・ベキは、チンギス家内の権力闘争を回避するために苦心していたこと、息子モンケの即位に当たってバトゥとの争いを避けるための調整をしたことを指摘し、王家内で権力闘争の回避という役割を王族の女性が果たしていたことを明らかにした。 |