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スズキ トモヤ
SUZUKI Tomoya 鈴木 智也 所属 広島修道大学 人間環境学部 職種 助教 |
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| 発表年月日 | 2019/08 |
| 発表テーマ | SSRマーカーによる父性解析から見えたコオイムシの繁殖戦略 |
| 会議名 | 第16回 昆虫DNA研究会 |
| 学会区分 | 国際的な研究会・シンポジウム等 |
| 発表形式 | 口頭(一般) |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 開催地名 | 名古屋 |
| 発表者・共同発表者 | 鈴木智也, 東城幸治 |
| 概要 | コオイムシは、オスが卵塊を背負って世話をする特異な父育行動をもつことで知られていますが、その父性の確実性については未解明でした。そこで本研究では、自由交配させた集団内で親子関係の遺伝子解析を行い、孵化した幼虫の父親を特定しました。その結果、一部の卵塊には他のオスの精子で授精された卵が含まれており、卵を背負わずに子孫を残す「やり逃げ」オスの存在が示唆されました。この発見は、オスの種内托卵という非常に珍しい現象を明らかにしたものです。 |