タケイ ミツコ   TAKEI Mitsuko
  竹井 光子
   所属   広島修道大学  国際コミュニティ学部
   職種   教授
発表年月日 2006/03
発表テーマ センタリング理論とゼロ代名詞:日本語コーパス分析と母語話者調査の結果から
会議名 言語処理学会 第12 回年次大会
主催者 言語処理学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 横浜
発表者・共同発表者 竹井光子・藤原美保・相澤輝昭
概要 センタリング理論 (Grosz et al, 1995) は,「談話の局所的な一貫性」と「話題の焦点の遷移」との関係をモデル化した理論である.日本語において「焦点」となりやすいのはゼロ代名詞であることから,本理論はどのような談話状況(=焦点の遷移状態)においてゼロ代名詞の使用が好まれる(=一貫性を保ちつつ省略を許容する)のかを説明してくれる.本発表では,ゼロ代名詞使用に関する(1)日本語コーパスの分析結果,(2)日本語母語話者の調査結果を基にセンタリング・モデルの妥当性を論じた.