アソヌマ ハルナ
ASONUMA Haruna 阿曽沼 春菜 所属 広島修道大学 国際コミュニティ学部 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2013/10/21 |
発表テーマ | 20世紀転換期の東アジア国際秩序観――不平等条約改正問題を手掛かりに |
会議名 | 日本国際政治学会 2013年研究大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 新潟・朱鷺メッセ |
概要 | 本報告は、イギリスが19世紀末から20世紀初頭に行った清国や日本との条約改正交渉における政策の内容を明らかにし、交渉の結果、同国の国際秩序観がいかに強化あるいは修正されていったかを説明した。具体的には、1894年の日英通商航海条約の改正と、1902年の改正英清通商航海条約(通称マッケイ条約)の交渉過程を対比的に論じ、前者では、イギリスが主権回復にあたり、西洋法体系の受容を重視していたこと、後者では清国の保全とイギリスの自由貿易堅持のバランスの維持に苦慮したことを示した。主催:東アジア国際関係史/東アジアI分科会 |