クロトビ トモカ
KUROTOBI Tomoka 黒飛 知香 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 准教授 |
|
発表年月日 | 2023/09/09 |
発表テーマ | 中国・四国支部の多様な調理法と家庭料理の伝承に関する実験 ―広島菜を用いた乳酸発酵漬物の簡易・時短試作法の検討― |
会議名 | 日本調理科学会2023年度大会(特別研究) |
主催者 | 日本調理科学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 県立広島大学 |
発表者・共同発表者 | 黒飛知香,多山賢二,岡本洋子 |
概要 | 本研究では家庭で簡便かつ短期間で腐敗しにくく日持ちする広島菜の乳酸発酵漬物の試作方法について検討した。乳酸菌の供給源は,市販品の糠床5種類(A社~E社)を用いた。漬物の発酵条件は,20℃(重石なし)を「簡易・時短法(S法)」,10℃(重石あり)を「従来法(L法)」の2条件とした。試作漬物の評価は,官能評価および理化学分析,破断測定,菌数測定を行った。その結果,B社の試作品が味,物性,総合評価においてS法とL法に有意差が認められなかった。以上より,B社の糠床を用いたS法が従来法を想定したL法と同程度の広島菜漬けを調製することが可能であることを示すことができた。 |