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カドワキ ミエ
KADOWAKI Mie 門脇 美恵 所属 広島修道大学 法学部 職種 教授 |
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| 発表年月日 | 2026/08/29 |
| 発表テーマ | 保険者の自治を封殺するマイナ保険証 |
| 会議名 | 「地方自治と地域医療を守る会」シンポジウム「国民を苦しめ地域医療に大混乱をもたらすマイナ保険証」 |
| 主催者 | 主催:地方自治と地域医療を守る会 共催:全国保険医団体連合会 協力:明治大学自治体政策経営研究所 後援:日弁連法務研究財団、(株)廣瀬行政研究所 |
| 学会区分 | 国内的な研究会・シンポジウム等 |
| 発表形式 | 口頭(招待・特別) |
| 単独共同区分 | 単独 |
| 開催地名 | ハイブリッド開催:Zoomおよび会場(明治大学駿河台キャンパス、神奈川大学横浜キャンパス、札幌弁護士会館) |
| 発表者・共同発表者 | 講演者:稲葉一将(基調)、門脇美恵、中村洋一、小川有希子
パネルディスカッション:小島延夫および上記講演者 |
| 概要 | 政府は、2022年10月、マイナンバーカードと保険証の一体化を表明し、マイナンバーカードへの保険証統合に関する法律改正を行った。その後、誤った紐付け、医療機関での誤表示や窓口負担が異なるトラブルなどが多発し、トラブルはなお解消していない。本シンポジウムでは、マイナ保険証問題に関して、法的問題のほか現場で生じている様々な問題点について多面的に検討しするものであり、本報告は、「上からの」マイナ保険証一本化という政策に対して、保険当事者が「下から」どのような保険証が必要であるのかを考え、行動すべきであることを主張するための理論として、試論的に「保険者自治」概念を利用した。つまり、医療の特性である傷病リスクとの「近接性」に、分立した保険制度における保険者と被保険者の「距離の近さ」および「自治」に内包される「当事者参加」の要素は親和性を認められ、したがって保険当事者の「下からの」公益の具体化の要請が規範的に導かれるのではないかという仮説を立てた。このような観点から、特に地域保険の保険者である地方自治体の一部で活発な取り組み(議会の意見書提出、資格確認書の一律交付)が注目されること、その背景には自治体が地方自治で培った経験・力による未発達な保険者自治の補完があったと考えられること、とりわけ非合併自治体の議会で意見書の採択が目立つことは議会との「距離」が近いからであり、その点でも仮説に沿った実態が見られることを示した。 |