カワセ マサキ
KAWASE Masaki 川瀬 正樹 所属 広島修道大学 商学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2013/08 |
発表テーマ | Problems with lack of traffic in suburban housing developments built on hillsides in Japan |
会議名 | International Geographical Union (IGU) IGU Kyoto Regional Conference 2013 |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 交通地理学のセッションにおいて、丘陵地に開発された日本の郊外住宅団地の事例として広島市佐伯区五月が丘団地を取り上げ、交通環境と買物行動の観点に関するアンケート結果の分析から諸課題を指摘した。地形上の制約からもともと徒歩かバスか自家用車に頼る生活行動となっているが、約半数の住民が将来への不安として交通問題を挙げていたこと、アストラムラインの駅ができたとしても徒歩圏に無ければ利用しない人が多いこと等指摘した。さらに、町内のスーパーが閉店した際に、町内会が動いて五日市のスーパーまでの無料シャトルバス、生協の移動販売、朝市、宅配の案内などの買い物弱者対策を実現したため、それらの利用状況を分析した。最後に、常に近隣の食料品店が無くなることを想定し、対策を考えておかなければならないことを指摘した。 |