ミヤザキ ヤスコ   MIYAZAKI Yasuko
  宮崎 康子
   所属   広島修道大学  人文学部
   職種   教授
発表年月日 2025/05/11
発表テーマ 遊ぶ子どもの身体を考える
会議名 日本保育学会 第78回大会 自主シンポジウム「「保育する身体」を問いなおす ―子どもの人間学の視点から」
主催者 日本保育学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 長野県立大学
発表者・共同発表者 山本一成、村井尚子、中丸創、遠藤綾、坂巻愛子、宮崎康子
概要 子どもは身体を媒介にして世界を体験する。全身の感覚をひらき驚きをもって世界と出会う身体もあれば、身を固め心を閉ざす身体もある。そして、子どもの身体は、保育における実践知(身体知)とつながっている。保育者は子どもの動きに身体的に共鳴することで、子どもが生きる世界を理解しようとし、さまざまに変化する状況に即応しようとする。
私たちが身体をどのように理解するかは、幼児の存在や保育実践をどのように理解するかという問題に直結している。このことは、保育学が身体論を必要としていることを意味している。現代社会においてさまざまな形で身体性の変容が指摘されるなかで、保育において身体はどのように変化し、どのような重要性を持っているのだろうか。本シンポジウムでは、特に「なりきる」というテーマをめぐり、保育実践者と研究者が共同で現代の「保育する身体」を問い直すことを目指す。(山本一成)